こんにちは、オリジナリティ、フレイバーとかって重要でありながらもなかなか身に着けられないものだと思います。しかしながら、それを体感的にでも理解して表現できてこそBBOY(ダンサー全般もそうですよね!!)ともいえるでしょうし。なによりそういうものを表現すること、追い求めることが踊るうえでの醍醐味ともいえるんじゃないでしょうか?
自分自身、学生時は沖縄でダンスをしていましたが、当然のごとく基地出身のアメリカ人BBOYも多かったです。その中でもほぼトップロックと少しのフットワークで勝ち上がっているBBOYが居ました。もちろんそれで勝ち上がっている人は多くいます。
が、
彼は体格は決して身軽とは言えない体系でパワームーヴも特筆して持っていなかったと思います。ですがトップロックのファンキーさ、音感と表現(キャラクターと言い換えてもいいのかもしれません)、あ、あと個人的に重要な表情(笑)もよくてベスト8くらいには普通に入ってきてました。因みに沖縄のレベルはかなり高かったと思います。
vそこで感じたのは、やっぱり技やネタというようなところ以外の重要性。。。体系や性別などに左右されないであろう要素。フレイバーやキャラクター、オリジナリティっていうものがほしいな、と。
と、いうわけで?(笑)
今日はレジェンドBBOYの一人、Stunt Manです。
NAME:StuntMan aka Ricky Any
CREW:Furious Styles crew、Style Elements、Monster Squad
正直申し訳ないことに、たまにDVDで見る、「体格いいけど、ポージングがファンキーでトップロックうまいアメリカ人?」みたいな認識でした。
明確に把握したのはおなじみ「MIGHTY4」というDVD。トップロックコンテストでYnot(RockSteadyCrew)とバトルした相手として登場したのが彼、Stunt Man。で、調べていくうちにFurious Styles Crew、Style Elementsと分かってなんだか納得しました。
そりゃあ上手いわって(笑)
なんとなくフロア系のフリーズがRemind(StyleElements)を彷彿させるものもあるので、Crewメンバー同士でもインスパイアやリスペクトしあってたのかな?なんて想像してしまいます。
とりあえずムーヴを↓↓↓
相手のWackoはトップロックコンテストではよく見かける名前で実力者だと思うのですが、そんな彼に勝ってます。(トップロック好きな人は次の試合の相手のEddie Stylesも見てほしいです!(笑))
ムーヴを見ただけでStuntManだとわかる動きばかり・・・つまりはオリジナリティと言えるのではないでしょうか??
上半身をうまく使って、細かく取りにくい音を取っていくところ、それらが全体としてコミカルでファンキーな楽しい印象になっていることでスタイルの一貫性を感じさせているんだとも思います。
やっぱレジェンドだけに積み重ねもあるんでしょう(´・ω・)憧れます。
実際、その思想や概念を物語ってくれるblog記事を見つけました
THE VALUE OF A GOOD WORKSHOP: B-BOY STUNTMAN PLAYSHOP
英語での内容ですが、自動翻訳でも意味は分かると思います。
表現と創造性(クリエイティヴィティ)、そして発展のさせ方について触れていました。
すごく共感のできる内容だと思います。
制限があった方が実は生まれるものがあるし、独創性(オリジナリティ)と派生についてなど、ダンスだけでなく全ての物事に言えると思うのですが、そういった事に触れてくれています。
やはり概念というか、HIPHOPでいうところの「Knowledge(知識)」(第五の元素!)に当たるような要素を固めていることによって「Originality」というものが生まれるのかな、と。
また「Workshop」を「Playshop」と言っているあたりも好感が持て、あの見ていて楽しくなるようなキャラを作り上げているのでは、とも感じられます(´・ω・`)
↑↑↑ちょっと古めかしいビデオテープの映像もありました(^^
日頃の自分のムーヴの中に「遊び」「オリジナル」「面白さ」などを加えたいと思った時はStunt Manを見たら何か思いつくかも??
インタビューありましたよ!!
踊りの糧に!
ではではこのあたりで。
ありがとうございますm(__)m
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